転職

臨床検査技師の転職市場でエコー経験者の需要が多い根本的な理由を解説!

2025年12月21日

https://naokitakahashi25.com

こんにちは、ナオキです。



臨床検査技師の転職市場でエコー経験者の需要が多い理由について考えたことはありませんか。

今回はあまり深く考えないであろう内容について記事を書いてみました。



エコー経験者が求められる根本的な疑問がわかるような内容になっています。

それでは、どうぞ!



1. 医師の業務の分業化

エコー検査は本来は医師が検査する業務ですが、そうしてしまうと医師の負担が多くなるだけでなく、診察の効率も悪くなります。

そこで、医師の負担を減らすために検査技師がエコー検査をするようになりました。



1980年代以降からエコーが日本で普及し、それに伴い検査技師がエコー検査をするようになりました



エコースキルに関しては、医師よりも検査技師の方が圧倒的に高いです。

中には医師自身がエコー検査する人もいますが、ごく少数です。



医師の業務だけでなく、エコーのスキルなどを考えた際、検査技師に頼んだ方が圧倒的に効率が良い。

だから、エコーの求人が多くあるのです!




2. どの臨床検査技師でもできる訳ではない

病院やクリニックは転職者に対してすぐに活躍ができる人しか必要としていません。

エコー未経験者を雇っても施設側としては1ミリもメリットがなく、寧ろマイナスからのスタートとなります。



これは臨床検査技師だけの話ではなく、一般企業でも同じです。

会社は基本的に何かしらのスキルを持った人が転職をして、その会社で活躍してほしいと思っています。

言い換えると、
「スキルを持っていない人は足手まといになるだけ」
という意味です




とは言え、

最近は未経験者OK!な一般企業も増えており、検査技師の業界も未経験OKな医療施設もあります。

しかし、検査技師の業界で求められている転職者はエコー経験者が9割以上です。




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3. コストが低い

あらゆる検査の中でリース料金、維持費のコストなど金銭面が低い機器がエコーです。



リース≒レンタル と考えて下さい



生化学や血液の検査機器は高額で、日々のメンテナンスも大変です。

しかし、検査するための試薬は定期的に購入し続けなければいけません。

簡易的な機器であれば、金額は安く、メンテナンスも楽ですが、検査できる項目が限られています


そのような面を考えると、検査センターに外注した方がコストや無駄な時間を抑えることができます。



逆に、エコーの機器は検体検査よりも金額が安いですし、メンテナンスも楽です。

ゼリーは購入する必要がありますが、試薬と比べたら安いです。



4. エコー1台で体のほぼすべてが検査できる

エコーは1台あれば、頭以外の体すべてを検査できます。

  • 腹部
  • 頸動脈
  • 甲状腺
  • 下肢
  • 乳腺



上記に挙げた部位は一部にしか過ぎず、他にも検査できる部位はあります。

また、検査だけにとどまらず、穿刺ガイドなど診療補助としての役割も果たします。



上記内容は腹部エコーですが、心エコーにも需要があります。

心臓カテーテルする際、心臓の形や動きを知る上で必要になります。




総合病院や一部のクリニックで、エコーは無くてはならない存在になっているのです。

それと同様にエコーができる人も貴重な存在であるため、エコーの求人が多くあります。



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今回は臨床検査技師の転職市場でエコー経験者が多い根本的な理由について書きました。



何故エコー経験者の需要が多いのかがわかったと思います。

別記事で、エコー経験者の方が転職では有利である内容も書いてありますので、参考にして下さい。



今回はここまでになります。

記事を読んで下さり、ありがとうございます

  • この記事を書いた人

ナオキ

面接コミュ障の元臨床検査技師 中規模総合病院→一般企業に転職 年収+60万円アップ、休日96日→120日 コミュ障が原因で40社以上面接で落とされる コミュ障と向き合い、コミュ障なりの面接対策をしった結果、4社から内定を獲得 検査技師の転職、キャリアを主にブログを作成 コミュ障の検査技師ならではの転職の苦しみもブログに書いています。

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