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転職

検査技師が転職しやすい一般企業の職種を4つ紹介!

病院の検査技師が転職しやすい職種はあまり多くありません。

しかし、検査医師であっても比較的転職しやすい職種はあります。



検査技師が転職しやすい職種を今回の記事で紹介していきます!





こんな方におすすめ

  • 検査技師から転職しやすい職種を知りたい人
  • すぐにでも転職を考えている人



検査技師は一般企業で働いている人よりも転職で潰しが利きません。

一般企業に転職を考えているのであれば、若い内に転職することをおススメします!



今回の記事も参考にして下さい



1. 【前提】転職者=即戦力となる人材

転職では即戦力となる人材が求められています。



即戦力となる人材とは

即戦力=知識と実務経験がある人



会社は新卒と同じように教育に時間や手間をかけたくはありません。

すぐにでも会社に貢献してくれる人材が欲しいから転職者を募集するのです。



検査技師が一般企業に異職種として転職するのはキツイ部分があります。

検査技師の知識、経験を活かせる職種を4つ紹介していきますね!




2. 治験

治験には「CRC(治験コーディネーター)」と「CRA(臨床開発モニター)」の2種類の職種があります。



この2つの中で転職しやすい順は…

  1. CRC
  2. CRA

になります。



CRC、CRAに関係なく治験への転職は専門用語を知っておく必要があります。



面接でも聞かれますので、しっかりと勉強しておきましょう!



それぞれ解説していきます




2.1 CRC(治験コーディネーター)

転職のしやすはダントツで1番です。



CRCの仕事内容は被験者、病院スタッフの行動などを調整し、スムーズに治験を進めることです。



わかりやすく言うと、野球部のマネージャーみたいな存在です



病院の検査技師は病院内での振る舞い方をある程度知っています。

また、採血や心電図などで患者と接する機会もあります。



患者、医療スタッフとのコミュニケーションが取れる経験を活かせるため、検査技師がCRCに転職しやすい理由です。




2.2 CRA(臨床開発モニター)

2番目に転職しやすい職種がCRAです。

CRAでは薬や病気の知識が必要とされます。

病気の知識が多少ある検査技師の警官が活かせます。



CRCと違って、薬や病気に関する知識が必要になります。

医師やCRCから治験の内容について質問された際、的確に答えられれないといけません。



CRAに転職する人は薬剤師が多く、MR、看護師、検査技師の順となっています




3. 学術・カスタマーサポート

検査機器や試薬メーカーなど専門的な知識が必要となる仕事です。

※会社によって、学術をアプリケーションスペシャリストなどと呼称する場合があります。


検査技師は検査機器を取り扱っているので、検査する仕組みや反応原理を知っています。

生化学、血液など検体系で仕事をしていた人は機械にも詳しいです。

即戦力となる人材であるため、採用されやすいです。



転職を考えているメーカーの機器を取り扱った経験がある人は転職がしやすいです。



3.1 仕事内容

仕事内容は

  • 検査技師へ操作説明
  • 問い合わせがあった際の回答
  • 学会発表でのプレゼン

などです。



検査技師の時代の知識や経験では物足りず、より専門的な知識が必要になります。



検体系で仕事をしていた人が生理やエコーの学術やカスタマーサポートへ転職も可能です。

しかし、面接時にしっかりと理解があるかを聞かれます。



3.2 主な検査機器・試薬メーカー

ここでは検査機器メーカー、試薬メーカー、生理機器メーカー、エコー機器メーカーを記載しておきます。

参考にしてみて下さい



検体系メーカー

  • アボットジャパン合同会社
  • ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
  • オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス株式会社
  • 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社(日本BD)
  • ラジオメーター株式会社
  • アイ・エル・ジャパン株式会社
  • シーメンスヘルスケア株式会社
  • sysmex株式会社
  • 日本電子株式会社
  • 株式会社日立ハイテク
  • アークレイ株式会社
  • 東ソー株式会社
  • 株式会社A&T



試薬系メーカー

  • 栄研化学株式会社
  • 積水メディカル株式会社
  • ニットーボーメディカル株式会社
  • 株式会社シノテスト
  • 株式会社カイノス
  • ミナリスメディカル株式会社



生理系メーカー

  • フクダ電子株式会社
  • フクダライフテック株式会社
  • テルモ株式会社
  • チェスト株式会社
  • 日本光電工業株式会社



エコー系メーカー

  • 富士フイルム株式会社
  • キヤノンメディカルシステムズ株式会社
  • GEヘルスケア・ジャパン株式会社
  • 株式会社フィリップス・ジャパン




4. 営業

検査機器メーカーや検査センターなど検査技師に関わりが深い会社が転職しやすいです。

営業と言っても、新規開拓よりかはルート営業がメインです。



ルート営業とは言え、コミュニケーション力や課題解決能力が求められます。




検査技師に関わりがある営業職であれば、検査技師の知識と経験を活かせます。

しかし、営業スキルがありません。



検査機器メーカーや検査センターは会社の規模も大きく、求めらる人材のハードルも高くなります。

上記の会社のほとんどが営業職の経験者を応募条件にしています。

たまーに、未経験者で募集している会社もあります




4.1 ねらい目は小さい会社

営業職で内定が欲しいと考えている人は会社の規模があまり大きくない企業をおススメします。



小さい規模の会社であれば、「営業未経験可」で募集をしている会社があります。



おススメする小さい会社の条件

  • 医療関係の会社
  • 従業員数が100人程度
  • 卸orディーラー



病気に関する知識、医療スタッフとしての立ち振る舞い方を知っている人材として企業から必要とされる存在になります。



卸やディーラーはメーカーから製品・商品を仕入れて、医療機関に納品する仕事になります。

メーカーの営業職へ転職するハードルよりかは低くなります。



ぬくぬくとルート営業で働きたい人には小さい規模の会社がおススメです。




まとめ

今回は検査技師が転職しやすい職種を紹介してきました。



内定が取れるか不安に思っている人や直ぐに内定が欲しい人は検査技師と関わりが近い職種を考えてみて下さい



最後まで諦めなければ、良い職場でやりがいのある仕事に出会えます。



転職活動頑張って下さい!

  • この記事を書いた人

ナオキ

中規模病院の臨床検査技師から一般企業に転職。 転職期間10ヶ月、応募数は100社以上。 →転職で給料と休日数アップ。 検査技師の転職で自信がない、内定が貰えない人向けに記事作成

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