私は中規模病院で臨床検査技師として働いていました。
病院の9割の職員が自己中であることがわかりました。
病院の規模によって、違うのかもしれませんが、少なくとも私が勤めていた病院では自分勝手な人が多かったです。
今回の記事では、私が実際に見てり、聞いたりした内容を書いていきます。
正直、どこの病院も一緒かと思いますが、共感して頂けたらと思い、書きました!
それでは、どうぞ!
目次
1. 検査技師には相手を思いやる気持ちがない
ここでいう「相手」とは看護師やその他の職種を指します。
検査技師は他の職種に対して思いやる気持ちがほとんどありません。
そう感じたエピソードを紹介していきます。
1.1 検査オーダーの代行入力を拒否する
患者の様態が急変し、看護師が忙しくしていても、検査技師は検査オーダーをしません!!!
看護師には
「検査技師は医師の許可なしに勝手に検査オーダーを入れられないから、無理です」
と、法律を盾にして、看護師に検査オーダーを入れさせようとします。
検査の項目が間違っていても、検査技師は看護師に検査オーダーを修正するように言い、検査技師はオーダー内容を修正しません。
何でも看護師にやらせようとします!
多忙な看護師のために、代わりに検査オーダーを入れてあげようという気持ちがありません!
そもそもどんな検査項目をオーダーすればいいのか知っていなければ意味がないのですが…
いかに楽をするかだけを考え、面倒なことは相手にやらせることしか考えていません。
1.2 検体を出さないのは看護師が悪い
救急の看護師との間であった話です。
尿の検査オーダーは出ているのですが、尿の検体が出ていないことがありました。
こんなことはよくあり、後で提出するのがほとんどです。
患者が尿を出せたとしても、救急の看護師は後で検査技師に連絡すればいいやとしか考えいません。
それよりも、患者への処置など優先事項があるので、尿検体は後回しになります。
逆に、検査技師は患者が運ばれてから数時間経過していても、看護師に確認の連絡をしません。
そもそも、何の検査がオーダーされているのかさえ確認しない…
その結果、尿検体が放置されっぱなしになってしまう…
尿を放置してしまうと、細菌が増殖し、正確な検査結果ではなくなってしまいます。
尿検体の存在そのものを忘れてしまっている看護師に問題はありますが、検査技師にも問題があります。
患者が運ばれてから時間が経過しているなら、検査技師から看護師に確認を取るべきです。
それぞれの言い分は…
救急の看護師は「忙しいんだから、検査技師が気づけよ」と言い、
検査技師は「連絡をくれないとわからない」と文句を言います。
こんな感じでお互いに責任を擦り付け合います。
2. 自分の仕事しか考えないから文句を言われる
看護師は検査に関して、広く浅くでしか知りません。
検査に詳しい検査技師が看護師のフォローもしないで、必要最低限の仕事しかしないのは問題があります!
私が勤めていた検査室の先輩は
救急や入院患者の採血は看護師の仕事だから、何かミスがあった場合は看護師の責任
と言います。
他の先輩や上司にも、多職種に責任を擦り付ける考えを持っている人がいました。
職務怠慢!!!
協力しようとしない考えに嫌気が差す!
だから、看護師から文句を言われる。
病院という医療施設で働いていてる以上、患者の治療のために検査技師が可能な範囲で協力すべきだと考えています。
段々と、多職種に対して協力的な考えを持たない先輩がイヤになってきました。
3. 文句を言われたくないから自分から動いていた
私は検査や検体に関して、何か言われるのが嫌だったので、自分から積極的に動いていました。
正直なことを言うと、サッサと結果を出して、楽をしたい思いがありました
尿検体も、時間が経っても、看護師から連絡がない場合は自分から確認しに行きました。
一々、救急室まで検体を確認しに行くのは面倒です。
けど、尿検体が放置されたことで、後々問題になる方がもっと面倒した。
先輩や上司から問い詰められ、注意も受ける…
そんなんだたら、看護師から連絡がなくても、自分で確認した方がマシ!
私も自分の仕事しか考えていません。
けど、今楽をするか、後で楽をしたいかを考えた上で行動していました
サッサと検査結果を出していたので、救急の看護師からは高い評価を頂いておりました。
正直、これは嬉しかったです。
自分の部署内しか協力し合わず、他部署に対してはあまり協力的でない考えが気に食わなかった。
どの病院に行っても、同じだと思ったので、検査技師を辞めました。
今回はここまでになります。
記事を読んで下さり、ありがとうございます