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病院は無駄なことをしたがる。私が実際にやってきた無駄な内容を紹介

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私は病院の検査技師として働いていましたが、クソ無駄だと思う業務が多かったです。



一般企業に勤めているからこそ、見えてくるという訳ではなく、現役の検査技師として働いた時から無駄だと思っていました。

それほど病院という組織は、無駄な業務をしたがっているのか、前々からある名残りで続けているのかのどちらかになります。



正直、病院にいる職員は何も考えずにやっている感じです。

現にそうです!



9割以上の人が無駄と思っているはず。

それなのに、無駄な業務をし続ける…

無駄な業務を無くせば、もっと効率良く仕事ができるはず。


上司に無駄な業務を無くすことを提案しても、反発されてしまう。

上司もどこかで無駄とわかっている。

けれども、病院が無駄な業務をすることをよしとしている以上、上司も逆らうことができない。



無駄な業務を無くすという考えはなく、存続させることしか考えがない。

私1人だけが声を挙げたところで、何も変わらないし、逆に押しつぶされてしまう…

だったら、この病院を去った方が良い。



こう思ったので、私は病院の検査技師を辞めました。


ちなみに、これが検査技師を辞める大きな理由ではありません(笑)


という訳で、病院がどれほど、無駄なことをしているのかについて書いていきます。




1. 緊急報告がある

検査結果で異常に低かったり、高い場合、医師に報告しなければいけないというものです。



Hb(血色素量)や血糖が低い場合は報告する意味があります。

輸血をしたり、ブドウ糖を投与するなどすぐに対処ができます。


けど、ASTやLDを報告したところで、すぐに対処はできません。

薬を投与したところで、効果が出始めるのがはやくて数時間後です。



医師的にも

「あ、そ。
こっちも報告されたところで、対処ができないんだよな…」

と思っているかもしれません。


医師の本音を聞いたことがないですが、多分そう思っている医師は多いはずです



何なら、緊急報告をし忘れても、医師から

「何で緊急報告をしなかったんだ!!!」

と言われたことがありません。

医師自身も大して重要視していないことがわかります。



もっと言うと、紹介状患者はどこが悪いのかがわかっているはずなので、わざわざ緊急報告をする必要性はないはずです。

でも、しなくてはならない…

バカバカしくなってきます。



緊急報告をしているこっちらも

こんなことをして何の意味があるんだ?

と思いながら、やっていました。




2. 無駄な委員会が多い

ある程度大きい病院では委員会があります。



大体の委員会が

「これやる意味あんの?」

と思うような委員会ばかりです。


委員会のために病院内にいる前職種の代表者が参加させられていました。

何か話し合うのではなく、ただの報告会。

しかも、発言する人も限られている…

他の人はただ聞いているだけ。



病院のために委員会をやっているのだと思いますが、時間の無駄!



やる意味のない委員会は即刻廃止すべきだと考えています。

が、これも病院に反発するようなことを言うと押しつぶされてしまいます。





3. 勉強会や報告会が多い

勉強会も報告会もあまり違いはないのですが、分けました。



勉強会は珍しい病気の症例報告であったり、医事課が他の職種に対して、保険に関する内容を教えたりします。

病院内の全職種に対して実施していただけでなく、検査科内だけの勉強会もありました。


報告会は検査科内でやっていることが多く、インシデントレポートなどをやっていました。

インシデントレポートに関しては、2、3ヶ月に1回のペースで同じような内容を報告していました






勉強会も報告会は誰も聞いてないし、聞いていたとしても、その内容を活かせてもいません。


人の話を聞かないという点では小中学生よりもひどい大人がいます。



勉強会や報告会をやっているとか、どんだけ暇なんだと思うかもしれません。

はい、マジで暇でやることがないからやっているのです!

他にも、機器メンテナンスなどやるべきことがあるはずなのに、それを差し置いてまでやらなければいけない…



知識向上ためにやっているのかもしれないけど、時間の無駄だし、1ミリも身にならない!



大学や専門学校の延長線みたいな感じです。






4. 無駄なことをしたくないのであれば、転職を考える

私が勤めていた病院で実際にやっていた内容を書きました。

どれもこれも、正直、何の意味があるの?

と思えるような内容ばかりです。



医療機関は2割くらい学校みたいなもんだと思っています。

あ、ある程度大きな病院に限りますけどね



仕事中に自分の時間が奪われるような内容はやっても意味がないです。

学ぶ意欲もない、聞く耳も持ちもしない勉強会や報告会をやっても時間の無駄!



人は自分の興味がある内容しか学ぼうとはしません。

私と同じ様に仕事中に無駄なことをしたくない人もいるはず。

そういう人は転職を考えるべきです。



病床を持たない病院やクリニックであれば、無駄な作業がありません。

会議などがあったとしても、そんなに時間は掛かりませんし、本当に重要な内容だけ話し合います。

実際に検査技師として働けるかはわかりませんが、病床を持たないような病院に転職をすれば、無駄な時間を費やしません。



認定資格を持っていなくて、エコー検査もできない人は検査技師ではなく、一般企業に転職を考えた方が良いです。



4.1 一般企業への転職も考える

検査技師から検査技師の転職だけでなく、検査技師から一般企業へ転職するという考え方もあります。



一般企業で無駄な作業をする会社はあまりないはずです。

一般企業は仕事の効率化を考えて仕事を進めるので、無駄な作業は無くしていきます。

会議があったとしても、ただの報告ではなく、それぞれが自分の考えを持って発言します。

他人の考えを聞けるので、自分では気づけなった内容も知ることができます。



もし、どうでもいいような内容をしたくないのであれば、クリニックや一般企業へ転職を考えた方が良いです。



今回はここまでになります。

記事を読んで下さり、ありがとうございます

  • この記事を書いた人

ナオキ

中規模病院の臨床検査技師から一般企業に転職。 転職期間10ヶ月、応募数は100社以上。 →転職で給料と休日数アップ。 検査技師から一般企業への転職で自信がない、内定が貰えない人向けに記事作成

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