転職

転職弱者の私が内定を得るまでの道のり

https://naokitakahashi25.com

こんにちは、ナオキです



今回は私が転職活動で内定が貰えず苦しい思いをしてきた内容について書いていきます。



そもそも、私は大学の就活生時代からなかなか内定が貰えず、苦しい思いをしてきました

下に大学の就活時代の話を載せておきます。





転職活動を始める際にも、大学の就活と同じ苦しみを味わうことになると予想していました。



しかし、それでも転職したい!



実際に転職活動をしていた際、本当に苦しくて苦しくて、ツラかったです。


私と同じように内定が貰えず苦しい思いをしている方もいるかと思います。

あなただけではありません。

私は内定が貰えず、10ヶ月以上転職活動を続けてきました。

それでも内定を取ることができました。



今回は私がなかなか内定を貰えなかった状況やそのときの心情について書いていきます。

ほんの少しでも前向きな気持ちになってほしいと思い、この記事を書きました。

それでは、どうぞ



1. すぐに内定が貰える自信はなかった

記事の冒頭でも書きましたが、すぐに内定が貰える自信は1ミリもありませんでした。




なんせ、コミュ障だったので





新卒よりかは多少コミュ障が改善されましたが、それでも一般企業で働く人からするとコミュ障であることに変わりありません。



そんなコミュ障にとっての問題は面接です。



コミュ障が原因で落とされる…

その結果、転職活動が長期化してしまう…

転職活動が長引くことは覚悟していました



それでも転職したかった



転職して、一般的なビジネスマナーを身に付けたい思いがありました。

検査技師だと常識のない社会人だと思われてしまう!

その思いがあったので、転職活動を続けていました。




2. やりたいと思う職種がないと応募する職種が多くなる

そもそも私は転職したい職種がありませんでした。

そのため、転職活動が長期化すると応募する職種も多くなっていきました。



私がどんな職種に応募したのかをご紹介します。



応募した職種

  • フィールドエンジニア(サービスエンジニア)
  • 治験(CRC)
  • 学術
  • ルート営業
  • 医療機関向けコンサルタント
  • カスタマーサポート



普通に考えても多いですし、職種に統一性もありませんよね

でも、これが転職弱者のリアルな数です。





3. 転職活動が長期化すると応募する職種に統一性がなくなる

私の場合、最初からいろんな職種に応募していた訳ではありません。

最初はフィールドエンジニアに絞って応募しました。



しかし、転職活動が長引くと、時間の経過とともに応募している職種に統一性が無くなってきました。




3.1 最初は1つの職種に絞って応募

最初はフィールドエンジニア(サービスエンジニア)だけ応募していました。

私が応募したフィールドエンジニアは検査機器を修理などをする仕事です。


フィールドエンジニアに応募した理由は別記事で紹介します。



しかし、コミュ障であった私はすべて一次面接で落とされました。


落とされる原因は決まってコミュニケーション能力です。

今振り返ってみても、ヒドイものです。

どんな感じでヒドイのかというと…



  • 無表情で、恐怖感を与える印象
  • 準備していた回答をそのまま暗唱していたかのように答える
  • 意味不明な回答をしてしまう



コミュ障で落とされた内容は別記事で紹介します。



さすがにこのままだと一生転職できないと思い、ネットやYouTubeでコミュ障を改善する方法や愛想を良くするやりかたを調べて、実践してきました。



後で書きますが、この効果が出始めるのが半年以上先になります…





3.2 次の職種に応募するも全滅

フィールドエンジニアに応募できる会社がなくなり、次に考えた職種は治験(CRC)です。



コミュ障である私に最も向いていない職種ではあるとわかった上で応募しました。

理由は治験が検査技師から転職しやすい唯一の職種であるからです。



はやく転職したい思いが強かったので、治験の会社に応募しまくりました。

はやく転職したいと考えている時点で転職弱者です



結果は…

15社応募して13社が一次面接落ち

2社は書類選考で落とされました。



治験もついに応募できる会社がなくなりました。

そして、検査技師から転職しやすい職種もなくなり、失望しました。



3.3 自己嫌悪に陥る

この時点で転職活動を始めて4ヶ月が経過

9割の人が平均3ヶ月で転職活動が終わるのに自分はまだ内定が貰えない…



自分なりにコミュ障を改善する努力はしているものの、改善できず…



転職エージェントと面接の練習をしても緊張してしまい、まともに答えられない…

面接慣れしてもいい頃なのに未だに場慣れできず、緊張してしまう

こんな自分が情けなくなりイヤになりました



普通の人ができることが自分にはできない…

自分以外にもコミュ障の人はいる

その人たちは普通に面接をして、内定を貰っている

なのに、なんで自分は普通の面接すらできないんだろう…

自分はどの会社にも必要とされていない存在なのかもしれない




段々とネガティブ思考になっていき、自分を採用してくれる会社であれば、どこでもいいと考えるようになっていきました。

ついには、応募する職種や会社に統一性がなくなってきます。



3.4 応募する職種がすべて異なる

とにかく内定が欲しかった私は同時期に3職種に応募しました。



  • 学術
  • 医療機器のルート営業
  • 医療機関へコンサルする会社




「結局何がしたいの?」と思いますよね

何なら、転職するにはハードルが高い職種も受けてますし(笑)



「どこでもいいから内定が欲しい」という考えだけで、いろんな職種に応募していました



手あたり次第、応募していたので書類選考で落とされる会社が多くなってきました。

また、面接に進めたとしても面接官が最初から自分に対して興味を示さない会社もありました。


だったら、最初から書類選考なんか通過させるなよ(怒)
こちとら、お前の会社の面接を受けるために時間を費やしているんだぞ!

と思っていました。

精神的に不安定だったので、上手くいかないと相手のせいにしていました。




しかし、悪いことばかりではありません。

やっと二次面接まで進めるようになってきました!




3.5 転職活動7ヶ月目で二次面接まで進めるが…

転職活動から7ヶ月目にしてやっと二次面接まで進めるようになりました。

この頃から一次面接にも慣れ、自分のペースで話せるようになった感じです。



しかし、二次面接に進めたは良いものの…

一次面接よりも深堀された質問がきたり、予想していない質問をされました。

突然のことで頭がフリーズ



面接で黙ってしまうのは良くないと考えており、何かしら答えなくちゃいけないと必死に回答を考えました。

その結果、口から出まかせの内容を言ってしまう…



見事に惨敗



やっと二次面接まで進めたのに、自分自身で落とされるような内容を話してしまう…

ショックも大きかったです。



しかし、内定が貰える会社が出てきました




4. 内定が貰えたのはブラック企業

喜べたのも束の間、内定が貰えた会社はブラック企業の匂いがする会社でした…

しかも、1社だけではなく、2社も!



2社とも二次面接まであり、そんな苦労せずにすんなりと内定が貰えてしまいました。




4.1 疲れ切った人が働いている会社

1社目は二次面接でその会社まで行ったのですが、疲れ切った人の姿を見てしまいました。

一瞬にしてヤバい会社だと感じました。



内定は貰えましたが、すぐに辞退を決意



ちなみに、この会社は数年後に潰れました。




4.2 面接官に問題あり

2社目は一次面接の時間が15分位で終わり、面接らしい質問はされませんでした。

一次面接を終え、この会社はこんなもんなのかと思いました。



しかし、ヤバいと感じたのは二次面接です。



二次面接では対面だったのですが、金のネックレスを付け、第二ボタンまで開けている人が面接官でした。

これはヤバいと思い、すぐに内定を辞退しました。





自分はブラック企業からしか内定が貰えない人間なのかと落胆しました。




5. ちゃんとした会社から内定を貰える

転職活動を始めて9ヶ月が経過し、応募した会社は100社を超えました。



正直、絶望しかありませんでした。

コミュ障である自分がいけないのはわかっている

自分なりにコミュ障を改善するためにいろいろ実践はしているけど、あまり良くならない



一体、どんな会社が自分を必要としてくれるのだろうか…

もう転職できる会社がない

終わったな…




絶望の淵に立たされながらも応募し続けました。



5.1 新たな職種にも応募する

ルート営業は募集している会社が多くあったので引き続き応募をしました。

そして新たに、カスタマーサポートにも応募するようになりました。



このカスタマーサポートは自社開発した電子カルテに関する問い合わせに対応する仕事です。

検査技師時代に電子カルテは毎日使っていたため、わからない訳ではありませんでした。

また、広い意味で医療業界(?)でもあったので、ためらわず応募しました。



そして遂にまともな会社から内定が貰えるようになります!




5.2 3社から内定を貰える

ブラックでない普通の会社から内定を貰うことができるようになりました。





ルート営業:2社

スタマーサポート:1社




3社ともそんなに大きい会社ではないですが、働きやすそうな雰囲気の会社でした。

面接をしていてもブラックな感じはなく、寧ろ良い印象が残っていました。



正直、こんな自分を採用してくれる会社が3社もあり、うれしかったです。



これ以上転職活動を続けたら、本当に転職できる会社がなくなると思ったので、この3社の中から1社を決めました。



5.3 転職先に選んだ会社は…

会社(業界)の将来性、自分のスキルアップができる点などを考慮し、選んだ会社は…







電子カルテのカスタマーサポート





カスタマーサポートは電話対応だけでなく、お客さんに操作説明をする機会もあります。

また、PCのスキルも少しは身に付けられると考えていました。



ルート営業だとPCスキルはそんなに身に付けられないと思いました



私が転職で叶えたかったサラリーマンとしてのマナーが身に付くだけでなく、コミュ障も(多少は)改善できる!

そして、内定承諾書にサインをしました。





6. 長い転職活動が終わる

転職活動期間:10ヶ月

応募した数:120社以上



長い転職活動がやっと終了しました。

転職活動中は自己嫌悪に陥り、転職できるかもわかりませんでした。

自分のコミュ障が原因であることはわかってはいたが、こんなにもツライとは想像もしていなかった…




今回の記事で私が相当な転職弱者であることがわかったと思います。

こんな人間はあまりいないと思います。



今、転職活動をしていて、内定が貰えずに不安に感じているかもしれません。

安心して下さい。

あなた以上に私のような転職弱者がいます。

諦めずに転職活動を続けて、内定を取りに行きましょう!


今回はここまでになります。

記事を読んで下さり、ありがとうございます

  • この記事を書いた人

ナオキ

中規模病院の臨床検査技師から一般企業に転職。 転職期間10ヶ月、応募数は100社以上。 →転職で給料と休日数アップ。 検査技師から一般企業への転職で自信がない、内定が貰えない人向けに記事作成

-転職
-,