20社以上応募しているにも関わらず、書類選考で落とされてしまう。
もう自分はどこにも転職できる会社がない…
このように落ち込んでいるのではないでしょうか?
落ち込む必要はまだありません。
転職したい会社の見つけ方が悪いのであって、会社の選び方を変えれば良いのです。
今回は転職弱者が落ち続けてしまう理由とその対策方法について書いていきます。
こんな方におすすめ
- 書類選考すら通過しない人
- 大きい企業しか受けていない人
今回の記事を読むと、書類選考も通過しやすくなります。
また、プライドが人一倍高く、転職エージェントに何もかも任せっきりの人は必読です!
注意
この記事内での「転職弱者」は内定が貰えない人を意味します。
目次
1. 大きい規模の会社しか受けていない
転職弱者の中でもプライドが人一倍高い人は…
比較的規模の大きい会社や名の知れた会社しか受けていない場合が多いです。
ここでいう「規模の大きい会社」とは…
- 従業員数300人以上
- 資本金が1億円以上
- 転勤がある
上記3つは業界や職種によって異なり、普通の中小企業かと思れるかもしれません。
しかし、転職弱者からすると大きい会社になります。
プライドが高い人は以下のことを考えているのではないでしょうか?
自分には規模の大きい会社が合っている
自分は大きい会社でないとダメなんだ
また、自分は大きい会社でもやっていけるという変な自信を抱いています。
そのため、規模の大きい会社しか受けていない場合が多いです。
次に何故、大きい会社で落ち続けてしまうのかについて解説していきます。
1.1 規模の大きい会社はライバルが多い
規模の大きい会社や名の知れた会社は転職者が多く応募してきます。
どの人も考える内容は同じで、大きい企業や名の知れた企業で働きたいと考えています。
企業には何十人、何百人と応募があり、優秀な人が多くいます。
そんな優秀な人が集まる中、内定を獲得できるのは1人です。
病院という一般企業とは異なる特殊な社会でしか仕事をしてこなかった人がいきなり有名企業などに転職できると思いますか?
転職できなくはないですが、限りなく低いです。
病院でしか勤務経験がない検査技師はいきなり規模の大きい会社に転職するのではなく、従業員数が100人以下の会社に転職した方が最適です。
1.2 大きい企業に行けると勘違いしている
プライドが高い人や他人を見下す傾向がある人は大きい企業に転職できると勘違いしている人が多いです。
プライドが高い人や他人を見下す人
- 自分がいないと仕事が回っていかない
- 自分の思い通り動かしたいと考えている
- どの人でも馬鹿にする
実際、
「自分は今の職場の人たちと違って、もっと上を目指せる」
と思って規模の大きい会社に応募しているが、不採用通知しか来ない…
「何故、こんなに優秀な自分が採用されないんだ」
と嘆いているのではないでしょうか。
プライドが高い人にありがちですが、プライドが高い割には履歴書や職務経歴書の中身がスカスカであることが多いです。
中身が伴っていないため、書類選考で落とされてしまいます。
誇れるような経歴や実績がないにも関わらず、規模の大きい企業に応募するのは無謀です。
2. 応募条件に合致していない
企業が提示している「対象者」、「応募条件」などに合っていない可能性があります。
募集条件に合ってもいないのに応募しても意味がありません。
書類選考の時点で落とされます。
営業職の募集を例に挙げてみます。
- 必須条件に「営業経験3年以上」
- 歓迎要件に「営業経験者優遇」
と書いてあるにも関わらず、営業未経験者が応募しても書類選考で落とされますよね。
たとえあなたが営業職ではないけど、営業職並みに色々な人とトークをしてきたとしても無駄です。
営業のトークはビジネス会話であって、友達や家族と話す日常会話とは全くの別物です。
3.転職エージェントが紹介する会社しか受けていない
転職エージェントが紹介する会社しか受けていない人は書類選考の通過率が低いかと思われます。
ここの章での転職エージェントと転職サイトの違いについて書いておきます。
参考
転職エージェント:転職者へ会社を紹介してくれる
転職サイト:転職者が自分で会社に応募する
一見すると、転職エージェントの方が良いように思えます。
転職エージェントが紹介する会社は規模の大きい企業であったり、有名企業が多いです。
1.1 にも書いた通り、規模の大きい会社は応募者が多く、その中から選ばれる必要があります。
そのため、転職サイトで掲載している会社よりも競争倍率が高いです。
3.1 転職したいと思える会社ばかりではない
転職エージェントが紹介する会社は転職者の希望を無視した求人や「ちょっと違うんだよな」という求人を紹介する場合があります。
転職エージェントは自分に合った会社を必ずしも紹介してくれるとは限りません。
転職エージェントに転職したい会社について話したとしても、紹介される会社に納得がいかない場合があります。
転職エージェントは1人でも多く転職者を会社に転職させようと必死です。
そのために、転職者があまり希望していない会社であっても紹介してきます。
3.2 転職者をどこの会社でもいいから転職させればいい
転職エージェントは会社に転職者を転職させ、お金が貰うのが仕事です。
そのためには、誰がどこの会社に転職させようが関係ありません。
転職エージェントは自分が受け持っている転職者を同じ会社に何人も応募させます。
その中から1人内定が貰えればよく、問題ないとしか考えていません。
そして、内定が出た人には内定後もしっかりとサポートをしていく…
内定が貰えなかった人はどうでもいい。
上記のように誰に内定が出て、誰が落とされようが転職エージェントには関係ないのです。
会社からお金をもらえれば、それで問題ないとしか考えていません。
解決法1. 規模の小さい企業への転職を考える
20社以上受けても内定が貰えない人は規模の大きい会社を目指すのではなく、規模の小さい会社を受けた方が良いです。
ここでいう規模の小さい会社とは…
- 従業員数が100人以下
- 資本金が1千万円以上
- 各地方に支店があっても、転勤がない
であり、弱小企業に相当する場合もあります。
規模の小さい会社は競争倍率が低く、内定も獲得しやすいです。
何故、規模の小さい会社が良いのかを解説していきます!
解決法1-1. 求人にあまりお金を掛けられない
規模の小さい会社の批判になってしまいますが…
規模の小さい会社はあまりお金がないので、採用にお金を掛けない傾向にあります。
転職エージェントに依頼すると費用が高いので、転職サイトに求人を出し続けます。
転職サイトは転職エージェントよりも競争相手が少ないので、書類選考も通過しやすく、内定も取りやすいです。
どのくらい金額に差があるのかと言うと…
転職サイトに掲載する料金と転職エージェントに依頼する場合で金額が大きく異なります。
規模の小さい会社が転職サイトに支払う金額は20~100万円程度です。
転職エージェントに求人を依頼した場合…
転職した会社が提示する年収の3割を支払わなければなりません。
転職者が新しい会社の年収で500万円受け取る場合、転職エージェントに支払う金額は150万円になります。
採用にあまりお金を掛けられない会社はお給料や将来性に不安を感じるかもしれません。
しかし、すぐに潰れるとわかっている会社は求人を出しません!
今後も会社が発展していく、もしくは会社が発展する可能性がある場合にしか募集は出しません。
規模の小さい企業は競争相手が少ない狙い目な会社です!
解決法1-2. 未経験者歓迎が意外にある
規模の大きい会社とは異なり、職種未経験者でも歓迎してくれる会社があります。
もちろん、教育もしてくれます。
職種未経験OKとは言えども、条件があります。
- 年齢が20代である
- 転職する会社の業界に転職者もいた経験がある
1つずつ解説していきますね
年齢が20代である
当たり前ですが、年齢が若い方が採用されやすいです。
20代はポテンシャル採用であったり、活気で採用されます。
求人を出している会社は若い人を採用し、社内に活気を取り戻そうとしていたりします。
また、長く、会社のため活躍してほしいと考えてもいます。
そのため、20代の未経験職種であっても採用をしてくれる場合があります。
転職する会社の業界に転職者もいた経験がある
これはどういう意味であるのかと言うと…
転職者が病院で働いていて、病院を顧客にしている企業に応募したとします。
このような場合、職種未経験であっても通過しやすいです。
転職者は病院という組織や運営の仕方などをある程度把握しているはずです。
転職後、顧客への対応や病院へお邪魔した際の立ち振る舞いを考えて行動します。
会社側は顧客の考えや気持ちを考えて行動できる人材になると考えています。
たとえ職種未経験であっても、有望な人材になる得るので、採用されやすくなります。
解決法2. プライドは捨てる
転職弱者にありがちなのが、変なプライドを持っていることです。
変なプライドを持つのではなく、捨てるべきです。
大きい企業しか受けていない人や20社以上落ち続けている人は初心に返る必要があります。
- 転職初心者であることを自覚する
- 自分を必要としてくれる会社はどんな会社なのか
- 今の自分の経験を活かせる仕事は何であるか
今の職場で活躍しているからと思っていても、転職先の企業で活躍できるとは限りません。
活躍できるかを判断するのは面接官です!
自分では素晴らしい実績であると思っていても、面接官からすると大した実績ではない可能性があります。
内定が貰えない人は謙虚な気持ちで、履歴書、職務経歴書を書き、面接に臨むようにしましょう!
解決法2-1. 見栄を張るための転職はやめる
あなたが転職をする目的は何ですか?
他の人に自慢するために転職をするのですか?
そんなはずはないと思います。
今の会社で不満に感じる部分を解消したいから転職をしたいのですよね。
解消したい内容がどうしても大きい企業でなければいけない理由はありますか?
休日を増やしたい、お給料を増やしたい、営業もしくは経理をやりたいなど
規模の大きい会社でなくても小さい会社でも叶えられます。
大抵の悩みは大きい企業である必要はないはずです。
見栄を張るための転職はやめた方が良いです。
転職する目的を見失わないようにして下さい。
解決法3.自分で転職したい会社を探す
転職エージェントから会社を紹介してもうのではなく、転職サイトから自分で転職したい会社を選んだ方が良いです。
転職エージェントからの紹介より自分で応募した方が書類選考の通過率が高いです。
転職サイトの場合、自分の意志で応募をしているので、自分に合っている求人や自分の実力に適した求人に応募できます。
転職エージェントからは紹介される会社を待っている状態です。
DODAやRECRUIT AGENTは自分で検索もできますが、他の転職エージェントでは自分で転職したい求人を検索できない場合があります。
転職弱者だからこそ、自分から積極的に会社を探しにいく必要があると考えています。
そうしなければ、いい会社と出会えません。
だからこそ、転職サイトから求人を探し、自分で応募した方が良いのです。
まとめ
今回は転職弱者が落ち続けてしまう理由とその対策方法について書きました。
見栄を張って、大きい会社であったり、有名企業に応募しても、落とされてしまいます。
転職弱者は今の自分の身の丈にあった求人に応募した方が良いです。
書類選考の通過率が高くなります。
また、転職エージェントに任せっきりにするのではなく、自分で会社を探した方が書類選考も通過しやすくなります。
20社落ちたとしても、会社はまだあります。
転職活動がんばって下さい!
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