面接で自分の伝えたい内容が上手く伝わらないと感じた経験はありませんか?
その結果、毎回一次面接で落ちてしまう…
こんな経験があるのではないでしょうか?
特に口下手でコミュ障な人は毎回面接で落とされているのではないかと思われます。
この場合、面接官に問題があるのではなく、あなたに問題があります。
もし、このまま何も改善しないままでいると、この先も面接で落ち続けしまいます。
そこで、今回は
こんな方におすすめ
- 自分の言いたい内容が相手に伝わらない人
- 面接で全てを伝えようと考えている人
- 自分を良く見せようと意識し過ぎている人
面接ではあなたの性格、戦力となれるかを見極める場であります。
そのために、全力で自分をアピールすることは大事ですが、
あなたの全てを面接官に知ってもらう必要はないです。
面接では必要最低限の情報だけを面接官にアピールすればいいのです。
今回は面接で伝えるべき内容について書いていきます。
コミュ障で口下手な人は必読です!
それでは、どうぞ
目次
1. 余計な内容は話さない
面接では自分をアピールする場です。
しかし、アピールをすることばかり考えてしまい、余計な内容を話している可能性があります。
結果的に話が長くなってしまい、面接官から良い印象を持たれません!
特に口下手な人ほど緊張すると、話が長くなります
話が長い人は面接官からは下に示すような内容を思っています。
- 話が長くてイラつく
- 何が言いたいのかわからない
- 自己中心的な人
なぜ良い印象を持たれないのかについてを解説していきます
1.1 話が長くてイラつく
友達や家族と話している際、相手ばかりが話しているとイラついてきませんか?
たまには自分にも話をさせてほしいと思った経験があるはずです。
面接でも同じように、転職者だけが一方的に話をしていると、面接官はイライラしてくるようになります。
面接官によっては顕著に聞き飽きた表情や態度を取ってきます。
面接では世間話ではなく、ビジネス会話をしているのです。
ビジネス会話は要点を相手にわかりやすく伝える必要があります。
話が長いと、相手の時間を奪うだけでなく、相手の発言を遮ってしまいます。
面接官をイラつかせないためにも話はポイントをまとめて話すべきです。
1.2 何が言いたいのかわからない
話が長くなると、何が言いたいのかわからなくなります。
面接官だけでなく、話している転職者自身も何を言いたいのか途中からわからなくなります。
面接は友達や家族とダラダラと話している場ではありません!
話の内容的に前置きが必要な場合でも、一言で済ませなければ、聞く耳をもってもらえません。
要点をまとめて話せない人は顧客の前でも説明もできないと思われます。
話す内容はコンパクトに要点だけを相手に言うようにして下さい。
1.3 自己中心的な人だと思われる
話が長くなると、自分のことしか話さない自己中心的な人だと思われます。
自己中な人は自分勝手に仕事を進めていき、協調性がないと判断されます。
1人で成果を出していたとしても、会社の雰囲気を悪くする存在になるので、採用されません。
また、周囲の人の仕事効率が下がるだけでなく、最悪の場合、人が辞めてしまう可能性もあります。
自己中心的な人だと思われないようにするためにも余計な内容は話さないようにしましょう!
2. 質問された内容だけ答える
面接官からの質問に対しては必要最低限の回答をするようにして下さい。
1回で質問された内容すべてについて回答しようとするのはNGです。
1問1答のような回答をしてはダメです!
面接官は転職者と会話のキャッチボールをしたいのです。
会話のキャッチボールを進めていく中で以下の内容を見ています。
ポイント
- コミュニケーションが取れるか
- 性格や人柄(雰囲気)
- 考え方
上記3つは1問1答では見極められない部分です。
会話のキャッチボールを進めていく中で、適正な人材であるかを判断します。
2.1 面接官から深堀される質問が2,3回ある
転職者からの回答に対して深堀をする質問を2,3回します。
1回の質問で全ての内容を回答させる質問はしません。
具体的にどんな感じかを以下に示しますね
早朝から検査機器のエラーが発生し、患者様の検体を検査ができなかったことが大変な経験です。
その際は、私や先輩方でも対応が難しかったので、メーカーの修理対応して下さる方に対応して頂きました。
上記のような感じで、1つ目に質問した内容から2,3回深堀をする質問をしていきます。
逆に、面接官の質問の裏を読んで、全てを回答しようとしてはダメです!
回答が長くなりますし、面接官自身も「そんな質問していないんだけど…」と思い、転職者に良いイメージを持ちません。
深堀する質問が2,3回くることを想定して回答をしましょう!
3. 結論から話す
結論から最初に話し、その後に理由や根拠を話すようにして下さい
ポイント
結論→理由・根拠→結論
結論から述べることで、面接官に何が言いたいのかがわかるようになります。
しかし、結論だけでは何故そのような結論に至ったのかの経緯がわかりません。
理由や根拠を後から話すことで、納得のいく回答を面接官に伝えられます。
以下に詳細な内容が書いてありますので、参考にしてみてください!
4. 場数をこなす
場数をこなしていけば、面接にも慣れて、どのように回答すればいいかがわかるようになります。
しかし、無意味に色々な会社の面接を受ければいいという訳ではありません。
では、どうのようにして面接に慣れていったらいいのでしょうか?
答えは面接の振り返りと面接練習だけをやって下さい。
この2つをやる理由について解説していきいます。
4.1 面接の振り返りをする
面接で聞かれた内容やどのような回答をしたかについて面接が終わった直後に振り返りをします。
聞かれた内容や自分が答えた内容、その場の雰囲気などを思い出しながら文字に起こした方が良いです。
実際に文字に起こしておくことで、後になっても忘れずに済みます。
私はボイスレコーダーで録音して、それを聞きながら振り返っていました。
面接の内容を振り返って、良かった点と悪かった点を自分で挙げてみることをおススメします。
「あの質問ではこう答えるべきだったのではないか」などち自分なりに考えてみて下さい。
面接の回答に正解はなく、会社によって求めている回答は様々ですが、大筋は一緒なはずです。
振り返った内容を基に再度、自分1人だけで面接をした方が良いです。
自分1人だけでもう1回面接をするの何かバカバカしいと思うかもしれません。
しかし、振り返りの面接ができないと今後も面接で落ち続けます。
そうならないためにも、しっかりと振り返ることが大切になります。
4.2 面接の練習をする
面接の練習は絶対にしてください!
面接の練習をせずにぶっつけ本番で面接に挑もうとすると、落ちます。
親、兄弟、友達、誰でもいいので面接の練習相手をしてもらうようにしてください。
面接官はどこがダメだとは言いませんが、練習相手はどの部分が悪いのかを指摘してくれます。
話すスピード、話の長さなどを練習相手に聞いてもらうことで、どこが悪いのかがわかるようになります。
実際に採用担当者でない人が練習相手になっても、参考にならない部分がありますが、やらないよりかはましです。
面接の練習をすることで、本番の面接で後悔するような失敗は少なくなります。
自分1人しかいない場合はスマホで録画する
中には、自分1人しかおらず、誰にも頼ることができない人もいるかと思われます。
その場合はスマホのカメラで撮影してください。
動画で自分の受け答えを見ると、声のトーンや話の長さなどが客観的にわかるようになります。
自分なりに改善できそうな点を見つけ、何度も面接の練習をするようにしましょう!
自分で自分を評価するのは少し恥ずかしいかもしれません。
どうしてもすぐに見ることができないのであれば、1日寝かしてから動画を見るようにして下さい。
多少なりとも、恥ずかしさは消えるかと思います。
また、1日寝かせることでより客観的に自分の面接姿を評価できます。
まとめ
今回は自分の伝えたい内容が上手く伝わらない原因について書きました。
余計なことを話してしまうから1次面接で落とされてしまうのです。
面接官から聞かれた内容を端的に回答をするように意識すれば問題ありません。
また、場数をこなして練習をしていけば、端的に回答できるようになります。
以上の内容を実践できれば、自分の伝えたい内容が相手にも伝わるようになります。
転職活動頑張って下さい!