面接コミュ障 元検査技師が語る転職のコツ

臨床検査技師の転職はエコーができた方が良い!その理由を解説

こんにちは、ナオキです。



「病院やクリニックに転職する際、やっぱりエコーができた方が良い?」

と思っていたり、悩んでいたりしませんか?

そんな悩みを解決するための記事を作成しました!



今回の記事では、病院やクリニックに転職をする際、エコーができた方が良い理由を書いていきます。



こんな方におすすめ

  • 病院などの医療機関へ転職を考えている
  • エコー未経験だが、転職を考えている
  • エコー経験はあるが、40歳を超えている



エコーができるできない、エコーの経験年数によって転職のしやすさが全く違います。

今回の記事を読んで頂くと、病院やクリニックで求められている検査技師はどんな市場であるのかがわかるようになります。

それでは、どうぞ!





1. 検査技師の求人の8割はエコー経験者

どの転職サイト、転職エージェントから紹介される求人を見ても、応募条件に「エコー経験者」が8割を占めます。


では何故、検査技師の業務が多くある中で、エコーの求人が8割も占めるのでしょうか?

その理由は2つあります。



  • 医師の業務の分業化
  • エコーはコストが低く利便性が高い



もう少し詳しく解説していきます。



1.1 医師の業務の分業化

エコー検査は本来は医師が検査する業務ですが、そうしてしまうと医師の負担が多くなるだけでなく、診察の効率も悪くなります。

そこで、医師の負担を減らすために検査技師がエコー検査をするようになりました。



1980年代以降からエコーが日本で普及し、それに伴い検査技師がエコー検査をするようになりました



エコーのスキルに関しては医師よりも検査技師の方が圧倒的に高くなっています。

そのため、検査技師にエコーを任せた方が色々と効率が良くなるので、エコーができる検査技師の求人が多くあるのです!




1.2 エコーはコストが低く利便性が高い

あらゆる検査の中でコストが低く、利便性に優れた機器がエコーです。



生化学や血液は検査をするための検査機器は高く、試薬においては定期的に購入し続けなければいけません。

そのような面を考えると、検査センターに外注した方が圧倒的にコストを抑えられます。



エコーと違って、検査機器だけで場所を取りますし、持ち運びもできません



その反面、エコーの機器は検体検査よりも安いですし、試薬を定期的に購入する必要もありません。

さらに、エコーは穿刺ガイドや造影エコーなど診療補助として使用されるので、幅広い場面で役立ちます。



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2. エコー経験者は内定が取りやすい

上に書いた通り、検査技師の転職ではエコーの求人が8割を占めるので、エコー経験者の方がエコー未経験の人よりも内定が取りやすいです。



少なくとも書類選考はほぼ通過します。

面接で受け答えがちゃんとできなかったり、実技試験が上手くできなかったりすると、落とされてしまいます。

普通にしていれば、落とされる可能性はないです。




もっと言うと、エコー経験が3年以上ある人はどの病院やクリニックでも転職できる可能性が高いです。

その理由についてもう少し詳しく書いていきます。




2.1 エコー経験3年以上は無双状態

エコー経験が3年以上ある人はベテランであると医療施設は考えているので、内定が貰える可能性が高いです。

3年もエコーをやっていたら、必然的に上手くなっていくので、キレイな像を映し出せるようになりますよね。



また、病院やクリニックによっては応募条件に「エコー経験3年以上」を条件としている施設があります。

このような条件にもクリアしているので、書類選考は通過しやすいです。

3年以上のエコー経験者は転職市場では無双状態になります



仮に、ブランクが1年あったとしても、3年以上の経験があるので、書類選考は通過しやすいです。

注意ポイント

施設によってはブランクが3ヵ月以上あると、技術が劣ると考え、書類選考で落とされる場合があります。



基本的に、エコー経験3年以上の人はすぐに活躍できる人材であるため、どこの病院、クリニックにいっても重宝される存在です。




2.2 40歳を過ぎても転職できる

エコーができる最大のメリットは40歳を過ぎても転職ができる点です。



普通の一般企業では40歳を過ぎると転職が段違いで難しくなります。

しかし、エコーができる検査技師は40歳を超えても、普通に転職ができます。



年齢に関係なく、スキルだけで転職ができるのが検査技師ならでは魅力です



私が勤めていた病院の先輩で40歳で転職できた方がいました。

40歳で転職できた人の記事がありますので、併せて参考にして下さい!






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3. エコー未経験の転職は厳しい

エコー未経験でも転職ができない訳ではないです。

しかし、転職活動はかなり厳しくなります。

そもそも「エコー未経験可」の求人自体が少ないです。



エコー未経験の転職が厳しい理由は以下の2つです。

  • 1から教育している時間がない
  • 人を集めるためにわざと「エコー未経験」にしている



1つずつ解説していきます。




3.1 教育している時間がない

医療機関は新卒と違い、転職者にはすぐ活躍できる人がほしいのです。

エコー未経験の転職者を1から教育している時間は基本的にありません。

エコーの研修をするにしても、被験者と指導者で最低2人は必要になります



特にクリニックは検査技師が非常勤であることが多いです。

常勤の検査技師がいたとしても、1人か2人程度なので、尚更エコー未経験者に教える時間はないです。



3.2 わざと「エコー未経験」にしている

医療施設によっては、わざとエコー未経験可」で求人の募集要項に表記している場合があります。

このように意図的にする理由は2つあると考えています。



  1. 1人でも多くの人に募集してもらうため
  2. 6ヶ月など短い期間だけエコーをやってきた人を対象にしている



1つ目の理由は最悪ですが、2つ目の理由に関しては捉え方によって変わってきます。


「エコーをやっていない訳ではないけど、まだ1人で検査できる訳ではない。
考え方によっては未経験の部類に入るかもしれない。

このように考える人や医療施設もあります。


経験者と言えるか微妙な人を「未経験可」としている可能性があります



上に書いた通りなので、エコー完全未経験の人は書類選考の段階で落とされる可能性が高いです。

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4. まとめ

今回は医療機関に転職をする際、エコーができた方が有利である内容を書きました。



巷(ちまた)ではエコーが花型と言われているらしいですが、検査技師の転職市場でもエコーの需要が高いです。

検査技師として転職を考えている場合はエコーができることをおススメします。



また、別記事でエコー未経験の人が転職をする際、どうすればいいのかについても書きます。



今回はここまでになります。

記事を読んで下さり、ありがとうございます

  • B!