今回は新人・新卒者が押さえておくべき仕事内容について書いていきます。
特に臨床検査技師がメインですが他の職種にも共通する内容になっています。
職場には全員が仕事ができる人ばかりではありません。中にはテキトーに仕事をする人もいます。
正直、仕事をしない人、できない人は仕事場にいてもらっても邪魔なだけです。
新人や新卒者が最初からやる気のない姿や仕事ができないと思われないためにもこれだけは押さえておくべき内容を書きました。
もしくは仕事ができないと落ち込んでいる新人や新卒者には必見の内容になっています。
難しいことは書いていないので、実践してみる価値は絶対にあります。
この記事を読んで仕事ができる人間になって下さい。
目次
慌てて仕事をすると次々と失敗していく
慌てて行動するのと急いで行動するのは全く異なります。
慌てて行動することは平常心や冷静さを失っているので、仕事をしていても何かしらのミスや失敗をしてしまいます。
慌てて仕事をしていると中々思うように進行しなかったり、連続して仕事を失敗したりします。最悪の場合、重大な失敗を犯したり、事故を起こしかねません。
慌てていると気持ちが焦ってしまい、正確性が欠如してしまい、普段ならミスをしないようなことでもミスをしてしまいます。
そして、小さいミスがいくつ目立つようになり、大きなミスへと繋がっていきます。
慌てたり、焦ったりして仕事をすることは1ミリも良いことがありません。
慌てずに仕事ができるように意識や行動を改善していく必要があります。
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頭の中で一度整理する
慌てている際は心を落ち着かせて、冷静になって、状況を整理することが大切です。
今自分が何をすべきかを把握できたら、優先順位を付けて、1つ1つ正確にこなしていくようにして下さい。
慌てて仕事をすると必ずミスや失敗が出てきてしまうので、心を落ち着かせて行動するようにして下さい。
もし、どの仕事が優先順位が高いのかが分からなければ、先輩や上司に相談してみて下さい。
段々と、優先順位の高い仕事が何であるかがわかるようになります。
直ぐに終わらせることのできる作業から取り掛かることで仕事の負担が減り、落ち着いた状態で仕事をすることができます。
何に焦っているのかを冷静に考える
自分自身が何に対して焦っているのかを冷静に考え、解決することが重要です。
まずは自分が何故しっぱいしているのかをメモなどに書き出す作業から始めて下さい。メモに書いた内容を自分なりに解決方法を見つけ出して、実際に行動してみて下さい。
もし、自分なりの解決方法で落ち着いて行動できるようであれば、そのまま継続していけば問題ありません。
しかし、自分なりの解決方法を実践してみても改善されない場合は解決方法が間違っていることになるので、改めて解決方法を考えて下さい。信頼のおける先輩や上司に相談して、解決方法を教えてもらうのも1つの方法です。
以下に慌てたり、焦らせたりしてしまう状況をiいくつかご紹介致します。
慌てたり、焦ったりする状況
- 周囲が慌ただしい環境であるために自分も慌てて行動してしまう
- 自分で自分自身に対して気持ちを焦らせていたり、焦らせる状況を作り出している
- 電話がひっきりなしに鳴っていて、全ての電話対応することに追われている
- 自分のキャパシティがオーバーしそうで慌てている
- 提出期限の締切が近くて焦っている
上記の慌てて行動してしまう状況に対する解決策を1つずつ解説していきます。
周囲が慌ただしい環境であっても周りに流されない鋼の心を持つ
周囲に流されて自分の慌てて行動してしまう人は自分の芯がしっかりしていないので、周りに流されない鋼の心を持つようにして下さい。
慌ただしい環境に合わせて仕事をしていたら、失敗やミスを連発してしまい、次の仕事に進むことができなくなります。また、自分のミスで先輩などに余計な仕事を増やしてしまうこともあり、周囲の人に迷惑を掛けることもあります。
もし、周囲の人がはやく仕事をし、自分もそれに合わせて仕事をしなければいけないと考えているのであれば、それは間違っています。
正確に仕事ができないのであれば、スピーディーに仕事をする必要はありません。スピーディーに仕事をするのが理想的ですが、はやさを求めるあまり正確性が欠けてしまうのであれば、はやさを追求しない方が良いです。
まず最初は正確に仕事をこなすことに専念して下さい。仕事が慣れてきた頃に、はやさを追求していけば良いです。
ポイント
『自分は自分、他人は他人』と考え、自分のペースで確実に仕事をこなしていけば良い
自分だけの世界を頭の中で作り出し、自分の芯を常に冷静に保って仕事をすれば、周囲に流されずに仕事を淡々とこなしていくことが大切
自分で勝手に焦らせるような状況を作り出している人は常に落ち着いて行動するように意識する
元々せっかちな人や責任感の強い人が自分自身に対して焦らせるような状況を作りやすいです。
また、無駄な動き多く、歩く際も他の人よりも速かったりします。
せっかちな人は普段の行動から落ち着いて行動する
仕事に対してある程度余裕をもって取り組むことができるにも関わらず、自分で勝手に忙しく行動していることが多いです。
自分自身に変なプレッシャーを掛けるのは止めて、もっとゆっくりと落ち着いて、余裕を持って行動することを意識して下さい。
そのうち、重大な失敗や事故を起こす可能性があります。
責任感の強い人が失敗事をしてしまうと落ち着きを失ってしまう
責任感の強い人は自分自身にプレッシャーを与えてしまうので、仕事が上手くいかなかったりすると平常心を失い、落ち着いて行動できなくなります。
また、仕事が上手くいかなかったりすると、どうして自分はこんなにダメなんだと自分自身を追い込むこともしてします。
失敗したことをズルズルと引きずっていると、頭の中でずっと失敗したことばかりを考えてしまい、落ち着いて行動できなくなります。
失敗する度に沈んだ気持ちになっていたら、仕事にも影響が出てしまい、他の人にも迷惑を掛けることになります。
人は失敗してしまう生き物なので、失敗を恐れずに、すぐに気持ちを切り替えることが大切です。
しかし、2年目を迎える頃にウジウジ考えていても意味がないから、軽い気持ちで考えるようにすることを意識しました
ココがポイント
自分自身で焦らせるような環境を作り出してしまう人は落ち着いて、余裕を持って行動する
責任感の強い人は無理に自分自身を追い込まないようにして、失敗しても直ぐにきもちを 切り替えられるようにする
キャパシティがオーバーする前に他の人に自分の仕事を手伝ってもらう
自分の能力以上の仕事を与えられた場合、他の人にも自分の仕事を手伝って貰わないと、顧客などに影響を与えてしまうことがあります。
与えられた仕事を全て自分でやろうとすると、焦ってしまい、普通にできる仕事もできなくなってしまいます。
他の人に自分の仕事を手伝って貰うのは申し訳なく思うかもしれませんが、仕事の納期などが間に合わない場合は手伝って貰った方が絶対に良いです。
また、顧客や会社のためではなく、自分自身の体や精神面においても限界を迎える前に誰かに自分の仕事を手伝って貰った方が良いです。
今の自分にできるキャパシティを考えて仕事を与えるのが上司の役目ではありますが、時として自分のキャパシティ以上の仕事量を与えられることがあります。
このような場合は、自分にしかできない仕事にだけ取り掛かり、優先順位を付けて、こなしていく必要があります。
自分以外の人でもできるような仕事は他の人に頼み、その後、自分で問題がないかを確認すれば良いです。
これで、少しは落ち着いて仕事に取り掛かることができるので、正確に仕事を進めていくことができます。
キャパシティ以上の仕事の進め方
自分のキャパシティ以上の仕事を与えられたら、自分のキャパシティに収まる仕事量を考える
自分以外の人にもできる仕事は先輩や後輩など他の人に頼み、自分の仕事を軽減させる
電話がひっきりなしに鳴る場合は自分だけが電話に出るのではなく、他の人にも取らせるようにする
毎回電話に出るのが自分しかおらず、引っ切り無しになる電話に苛立ちや焦ったりすると、冷静に電話に対応することができなくなります。
焦って電話対応するあまり、相手の言っている内容を聴き間違えたり、勘違いしていたら、仕事になりません。
職種によっては電話を切った後、直ぐに電話相手からの内容を処理しなければいけない場合もあります。
前の電話の内容を処理できずに中途半端な状態で次の電話に対応していたら、1つ1つ正確に処理することができません。
何もかも中途半端に仕事をしていると電話相手だけでなく、他の人にも迷惑を掛けることになります。
また、本来すべき自分の仕事もできなくなります。
人の心理を利用して、他の人に電話に出てもらうようにする
会社内に数人いるにも関わらず、電話に出る回数が他の人よりも多いのであれば、途中から電話に出るのを止めてしまえば良いです。
会社内の人はあの人が常に電話を取るから問題ないだろうと考えているので、電話を取らなくなります。
毎回電話に出てしまう方にも問題があるので、3回に1回はわざと電話に出ないようにすることで、他の人も電話に出るようになります。
電話のコールしている回数が長くなると、他の人が電話に出るようになります。
人はなるべく楽な方を選ぶ生き物ですので、自分ばかりが電話に出ていると『あの人が電話に出てくれるから電話に出ない』と考えるようになります。
電話に中々出ないでいると、『仕方がない、電話に出るか』と思いながら他の人がやっと電話に出るようになります。
会社内の他の人にも電話に出てもらうようにするためには、時々電話に出るのを止めた方が良いです。
電話の着信音が早いせいで焦ってしまう
電話の着信音のテンポが早いと気持ちも焦ってしまうようになります。
増してや、電話を切る度に次の電話が鳴るとなると余計に気持ちが焦ってしまいます。
電話の着信音が変更できるのであれば、ゆっくりなテンポの着信音を選ぶようにして下さい。
これだけで、焦らずに冷静な状態で電話に出ることができます。
ココがポイント
毎回電話に出るのではなく、他の人にも電話を取らせるようにわざと自分から電話に出ないようにする
自分が出た電話内容を正確にこなしてから次の電話に出る
提出期限が近い仕事は優先順位を考えて取り掛かる
これは2パターンあり、
自分自身に問題がある場合
or
会社側に問題がある場合
に分かれます。
どちらにせよ、締切が近いことに慌ててしまい、雑に仕事をしてしまうことがあります。
パソコンでの入力間違いや桁数の間違いなど、本当に小さいことでミスをしてしまいます。場合によっては小さいミスが大きいミスに繋がったりします。
提出期限ギリギリで提出するのではなく、ある程度余裕を持って提出した方が良いです。
自分自身に問題がある場合は、提出期限が長かったにも関わらず放置してしまうことが原因
あまりの忙しさに提出期限を忘れてしまった or 面倒くさくて放置してしまったかのどちらかです。
正直、提出期限を守れない意識の甘さもありますが、気付いた時には慌てて取り掛かってしまうと思います。
慌てて仕事をするとどこかしらにミスが出てきたりするので、確認を怠らずに提出をするようにして下さい。
直ぐに終わりそうな内容であれば、一瞬で終わらせるように意識して取り掛かかるようにして下さい。
しかし、時間が掛かってしまう内容であれば、優先順位を付けて提出期限以内までに提出する必要があります。
会社側が急に提出期限の短い仕事を提出するように言われしまう
提出期限の短い仕事は大体、直ぐに終わるような内容ではないので、優先順位を付けてこなしていかなければいけません。
自分の休憩時間を削ったり、残業をするのが1つの方法としてありますが、効率良く仕事をするためには他の人に自分の仕事を手伝って貰った方が良いです。
提出期限の短い仕事をいきなりやらせる会社側にも問題があると考えており、場合によっては今やっている仕事を後回しにするほどの内容だったりすることがあります。
他にも仕事があるにも関わらずこなさなくてはならないとなると、自分の体がもたなくなるので、仕事量を減らすようにお願いをするか転職などを考えた方が良いかもしれません。
まとめ
今回は焦ったり、慌てて仕事をしてしまう人の対策法について書きました。
焦ったり、慌てたりするには必ず原因があり、何に慌てているのかを冷静に判断できれば落ち着いて行動することができます。
周囲の慌ただしい環境によって自分も影響されてしまうのであれば、自分の芯をしっかりと保つことが大切になります。
元々せっかちな人や責任感の強い人は何があっても落ち着いて行動することを意識してみて下さい。
自分のキャパシティ以上の仕事を与えられた場合は他の人に手伝って貰う事である程度心に余裕ができるので、落ち着いて仕事をすることができます。
電話対応においても、毎回電話を取るのではなく、他の人が電話を取らせるようにすることで自分自身の負担が軽減します。
仕事の作業効率を良くするためにも常に落ち着いた状態で仕事をするのが一番です。