こんにちは、ナオキです!中規模病院で臨床検査技師として働いています。
今回は本当に臨床検査技師に向いている人について記事を書きました。
こんな方におすすめ
- 臨床検査技師が自分に適した職種なのかと悩んでいる人
- 臨床検査技師に向いているのかと疑問を抱いている人
実際に臨床検査技師として働いている私が、病院の検査室内で見てきた人たちの特徴を踏まえた上で書きました。
そのため、就活サイトに書かかれている内容とは違っている場合があります。
寧ろ、就活サイトの情報が全て正しいという訳でもありません。
勿論、今回書いている内容も間違っているかもしれませんが、私の経験や実際に病院に勤めている人を見ているので、9割以上あっていると思います。
是非、参考にしてみて下さい!
1. コミュ障でも問題ない
必要最低限の会話ができるのであれば、問題ありません。
ネットには「コミュニケーションが取れないとあまり向ていない」と書かれていますが、そんなことはないです。
ココがポイント
コミュ障でも、業務連絡さえできれば大丈夫!
入社したての頃はどの人も緊張しているので、上手くコミュニケーションを取ることができません。
しかし、仕事に慣れてくれば、自分が言いたいことを相手に伝えることができます。
また、業務内容を伝える際に自分から先輩に話す機会も必然的に増えてきます。
しかし、仕事をする上では何ら問題なくコミュニケーションを取ることができます
採血においても、患者さんと直接話さなければいけませんが、必要最低限の言葉掛けさえできれば、問題ありません。
2. 手先が不器用でも問題ない
臨床検査技師になるには手先が器用である必要であると書かれている場合がありますが、関係ありません。
不器用であっても、数を多くこなしていけば誰でもできるようになります。
病理の切り出しや薄切スライドガラスに血液像を引く作業は何回もこなしていけば、誰でも上手にできるようになります。
ココがポイント
不器用であっても、慣れれば、上手になる
ネットに出回っている「手先が器用な人が向いている」という情報は
初めてする作業際に有利であるというだけだと思われます。
3. 大雑把な人
ここでいう、「大雑把」は仕事と性格に分類することができます。
仕事と性格に共通して言えることは大雑把でないと仕事を続けられません。
大雑把な方があまり精神をすり減らさずに済ます。
3.1 仕事のほどんどは大雑把に検査している
ほとんどの検査が大体で検査をしており、正確に検査をしている分野は限られています。
顕微鏡で観察して細胞などをカウントする分野は正確にカウントしておらず、ざっと10~15くらいかなという感覚で数えています。
当直帯は自分が担当していない分野も検査しなけれないけません。
そのため、毎日ルーティンの検査に携わっていない人の場合、前回値との乖離、細胞の見落としなどがあります。
3.2 細かいことを気にしない人が続けられる
臨床検査技師は大雑把な性格の方が仕事を続けることができます。
仕事は精神的ダメージを受けやすいので、「ま、いっか」という楽観的な考えの人の方が気持ち的に楽です。
嫌なことがあっても、直ぐに気持ちを切り替えられるので、仕事に影響を及ぼすことがありません。
自分の興味がある検査や内容に集中して取り組むので、突発的に行動し出します。
計画を立てずに行動するので、細かな内容や周りの目を気にせず、マイペースに物事を進めていきます。
4. 考えずに仕事をしたい人
何も考えずに与えられた仕事だけをしたい人に向いています。
臨床検査技師の仕事はルーティン化されており、採血検体などを処理して、結果を送信するだけです。
特に、夜間の当直帯は頭が回らない状態でも結果さえ送れれば問題ありません。
エコー検査においても、医師から検査してほしい部位だけを撮れば問題ありません。
エコーのプローブの向きや角度などの技術が求められますが、指示された部位しか検査しません。
臨床検査技師に難しい仕事はあまりなく、黙々と同じ作業ができれば問題ないです。
まとめ
今回は本当に臨床検査技師に向いている人・なれる人の特徴について書きました。
今回の記事のおさらいをしておきましょう!
今回のおさらい
これらが当てはまっていなくても臨床検査技師になれます。
就活サイトなどのネットに書かれている内容とは違う人が臨床検査技師になっています。
実際に私が臨床検査技師として働いていて、こういう人が臨床検査技師に向いているだろうなと思って今回の記事を書きました。
臨床検査技師になろうかどうかで迷っている人の参考になれば幸いです。
お疲れ様でした。