私は現在、中規模病院で勤務しています。
しかし、今勤務している病院から内定を貰うまで、ことごとく落とされました。
今回は私が就活中、内定を貰えなかった際の不安な気持ちの状態などを書いていきます。
正直、内定を貰えないことで悩んだり、苦しい思いをしました。
私が受けた病院に関する内容を詳細に書くとまずいので、省略して書く部分もあります。
ご了承下さい。
今回の記事内容
- 私が就活を始めた時期
- 大学の研究発表と就活の両立
- 私がポンコツが故に就活時期が長期的になった
- 内定を貰えたのは12月
- (おまけ)1月にも募集をしている病院があった
最初の採用試験は準備不足だった
私が就活を始めたのは9月からでした。
病院HPで新卒の応募を発見し、直ぐに履歴書を送りました。
見学もやっていたのですが、病院実習と重なってしまい、見学に参加することができませんでした。
筆記試験がありましたが、病院実習のレポートで忙しすぎて、何も勉強できませんでした。
そのため、ノー勉で筆記試験を受けました。
何とか、筆記試験は合格しました。
次の日、集団面接がありましたが、面接の練習もしている訳ではないので、ぶっつけ本番です。
緊張しまくりで、しっかり受け答えができていなかったことを覚えています。
当たり前ですが、落ちました。
10月は採用試験と研究発表で多忙
10月からは病院の採用試験や病院見学、履歴書の締切が多く出るようになります。
また、大学の研究もまとめて発表する時期でもありました。
先に結論から言ってしまうと、10月に受けた病院は全て落ちました。
私はネットで最初、『東京 病院 新卒』や『埼玉 病院 新卒』で検索をして、新卒の募集をしている病院を探しました。
『東京 病院』、『埼玉 病院』で検索をして、その中からその病院のHPに新卒の募集がないかを探しました。
スーツを着る毎日
病院見学、履歴書など病院に関する内容が本当に多くありました。
私は能力が低いので、見学や募集が掛かっている病院に連絡や書類を書きました。
数撃ちゃ当たる考えで、とにかく応募しまくりました。
並行して病院の採用試験も受けていました。
ほぼすべての病院で国家試験に類似した問題、性格検査、小論文をやっていました。
これらに合格しないと、面接を受けることができなかったので、別日に設けられていました。
幸い、ほぼすべての病院で面接まで受けることができていました。
毎日のようにスーツを着て、どこかしらの病院に行く生活をしていました。
そして、帰宅後に履歴書の清書をするか、次の日の面接の練習をしていました。
研究発表の準備
私の大学では10月下旬に研究発表がありました。
そのための準備を10月から始める必要がありました。
発表用のポスターや大学に提出するレポートがあり、かなりキツかったです。
定期的にまとめる作業をしていまいたが、それを1つにまとめるのに時間が掛かりました。
ポスターには見やすい図や表を選別し、全体的にバランスの取れるように調整しなければいけませんでした。
10月は忙しすぎたので、1日の中で履歴書や面接練習、研究発表の準備などをするというのはさすがに無理でした。
そのため、優先順位の高いものから片付けていきました。
10月の採用試験の結果は全落ちでした。
面接で落とされたことはわかりきっています。
9月に初めて受けた面接よりかはある程度、リラックスしてできた気がしていましたが、至らない部分があったに違いないと思っています。
今、改めて考えてみると、変な受け答えをしてしまった部分があったなと思い返すこともあります。
もしくは、検査室内の雰囲気に合ってなかったなど色々あります。
11月から不安しかない状態
11月になると採用の応募している病院の数も減り、不安な気持ちが大きくなりました。
大学では、国家試験対策として模擬試験も受けていました。
模擬試験の点数はあまり良い点数ではなかったので、追い打ちを掛けるように気持ちが落ち込んでいきました。
履歴書と筆記試験はほとんど問題がなく通過していたので、面接に問題があると考えていました。
親や大学の就活支援センターみたいなところにも行き、面接の指導してもらいました。
しかし、結果は3つ病院を受け、全部落ちました。
家では何をしていいかわからない状況ででした。
勉強していてもほとんど身に入りませんでした。
周囲の人たちは内定貰ったという声を聞く中で、自分だけ内定を貰っていないので、絶望的でした。
このまま国家試験に落ちて、無職になるのかとずっと頭の中で考えていました。
検査技師の中でも有名な方が大学で講義をしている人がいたので、その人に相談したり、就職支援センターのようなところにも行きました。
また、研究室の卒業した先輩の連絡先を偶然知っていたので、OB・OGの方にも相談しました。
色々なアドバイスをもらい、最終的には『頑張って』や『応援しているね』などの激励のお言葉を頂きました。
ここまでの時点で薄々気づいていましたが、採用試験はどれ程自分が努力しても内定が貰えない人もいるということがわかりました。
この考えは人によって賛否両論あるかもしれませんが、大学受験のように勉強を頑張ったから合格できるという訳ではありません。
採用試験は面接官が受験者の人柄や能力を見て、会社の風土に合うかどうかを判断します。
客観的に採用しているかもしれませんが、一部は主観的になってしまう可能性があるということです。
そのため、内定が貰えるか努力よりもその人の人柄や能力次第になってしまいます。
11月の終わりの方は何もかも希望がないと思い始めました。
卒業後は土方でも何でもやろうと考えていたので、就活においては気を楽にすることにしました。
そのため、途中から就活に力を入れるのはほどほどにして、勉強だけに集中することにしました。
臨床検査技師の免許さえ持っていれば、いつかは役に立つだろうと考えていたので、国家試験に向けて頑張っていました。
12月内定を貰えた
12月になり、新卒の応募をしている病院はほとんどありませんでした。
2つの病院で新卒採用しているのをたまたま見かけたので、応募しました。
1つ目の病院はまさかの書類選考落ちでした。
2つ目の病院は病院見学があったので、病院見学に参加しました。
病院見学で一番驚いたのでは参加者が20人近くいたことです。
12月になっても自分と同じ状況の人がこんなにいるんだと思いました。
採用試験日の人数も多くて、こんな大人数いる中で1人か2人しか採用しないのかと思いました。
この時の私は面接で訊かれる内容はほぼ同じであることはわかっていたので、前日に練習をしないでいきました。
手応えはあまりなかったので、落ちたと思っていました。
しかし、1週間後に採用通知の電話があり、驚きました。
今までの経験上、あの面接は落ちたに違いないと確信していました。
そのため、電話に出た際も
『あ、え、内定ですか (半信半疑な感じ)』
『あ、あ、有り難う御座います』
というような感じで受け答えをしたのを覚えています。
今思い返すと、大変失礼な電話対応だったと反省しています。
1月にも新卒の募集していた病院があった
興味本位で1月にも新卒の募集をしている病院がないかを検索していました。
内定を貰っている状況で、他の病院を受けるのは失礼と大学で言われていたので、採用試験は受けませんでした。
今の私は、性格が少し歪んでいるので、受けておけばよかったかなと思い返すことがあります
1月は国家試験日も近づいているので、採用試験を受ける人数は少ないと思います。
国家試験に落ちてしまっては内定取り消しになってしまい、本当に無職になってしまうので。
会試験日後に募集をするのは本当に稀です。
たまーに1月とかにネットサーフィン感覚で採用しているところを探してみると1件か2件くらいあったりします。
まとめ
今回のブログの内容から、いかに私が就活においてポンコツであったかがわかったと思われます。
正直、病院を目指す検査技師の就活は常に厳しいかもしれません。
内定が貰えないまま卒業する人もいるかもしれません。
看護師と違い、検査技師はそんなに多くの人数が必要という訳ではありません。
こんな私でも病院の内定を貰うことができたので、病院を選ばなければ、内定を貰うことができる可能性があります。
諦めずにできる限りのことをしてみて下さい。