こんにちは、ナオキです!中規模病院で臨床検査技師として働いています。
「自分が働いている検査室は他の施設と比べてどんな感じなんだろう?」と思うことはないでしょうか?
今回はどのような人が中規模病院で臨床検査技師として働いているのかを記事にしました!
今回の記事は2回目の記事であり、第1回目の記事も参考にしてみて下さい
こんな方におすすめ
- これから臨床検査技師を目指している人
- 他の病院の臨床検査技師の実態がわからない人
- 医療従事者はしっかりした人たちがいる組織だと考えている人
実際に中規模病院の検査室で働いている私が書いていますので、リアルな内容です!
本記事を参考に、中規模病院の臨床検査技師にはどんな人材がいるのかを把握して下さい。
1. 検査よりも無駄話が優先
臨床検査技師の仕事は採血や心電図などの検査をして、結果を送ることです。
検査結果をできるだけ早く送らなければ、医師や看護師は治療方針を決めることができません。
しかし、8割以上の臨床検査技師は検査よりも話しに夢中になり、仕事をしなくなります。
検査室内に人が少し多かったり、検体が多くない場合、何もすることがなくなり、暇になる人が出てきます。
このような状況になると、今している仕事とは関係ない内容のおしゃべりをし出します。
無駄話に夢中になり、検体が遠心し終わっていることに気付かずにそのまま放置してしまうケースもあります。
検査結果を送るのが遅くなり、医師や看護師さんに迷惑を掛けてしまいます。
1.1 検査室内のどこで話をしているのか
人は話をする際、動作しなが話すことがあまり得意ではなく、立ち止まったり、座ったりでしか話ができません。
検査室内で無駄話をしている人は邪魔だと思うような場所で話していることが多いです。
邪魔だと思う場所
- 電子カルテの前
- 遠心機の前と横
- 検査機器に流す前
- 電話の前
検査室内は色々な検査機器が置いてあり、狭く、すれ違うのが難しい場所もあります。
上記のような場所にいられると、仕事の邪魔になり、仕事をしないなら、他のところで話してほしいと感じます。
本当に忙しくて、手伝ってほしい際は「この検体やってもらっても良いですか」と、こちらが低姿勢になってお願いをしています。
2. 検査よりも実習生に教える方を優先する
検査よりも実習生に病気の内容や機械の測定方法などを熱心に教える人が多くいます。
検体が多く、周囲が忙しくしている時でさえ、教えている人がいます。
検査よりも実習生に教えてしまう理由には2つあると考えています。
教えることを優先してしまう理由
- 実習に来ているのに何も教えないのは良くないと考えている
- 誰かに教えることが楽しかったり、面白かったりする
- 自分が役に立った内容を誰かに言いたいという欲求がある
実習の期間は3~4ヶ月と期間が限られています。
周囲が忙しくしているのに、実習生にずっと教えるというのは考えものです。
実習生に教えたり、話したりするのに夢中になり、本来の仕事を疎かにしがちです……
自分の知識を誰かに教えたりすのが快感であると思われますが、病院の臨床検査技師は検査をするのが仕事です。
3. 他人任せの人がいる
臨床検査技師だけでなく、他の職種でも言える内容かもしれませんが、
自分たちの仕事であるかどうかが微妙な仕事を他人に任せることがあります。
うちはうち、よそはよそと協力し合って仕事をするのではなく、よそのことは自分たちは関係ないみたいに考える人がいます。
医療従事者として、患者さんのために仕事をするといった意識がなさ過ぎです。
では、実際に私が見た実例をもとに書いていきます!
3.1 他人まかせの実例①
病棟に入院している患者さんが透析をする際、採血を病棟でするのか透析室でするのか問題になることがあります。
私の病院では透析室で採血をします。
しかし、急遽病棟の患者さんに透析が必要になった場合、採血スピッツを病棟にわたすか透析室にわたすかで問題になります。
そこで、新人が先輩甲に相談したやり取りを以下に示します。
病棟の看護師から透析室の看護師にスピッツをわたすと思う
結局、透析室で採血することになり、「採血スピッツがない」という連絡を私が受け、透析室に持って行ったというエピソードがあります。
上記のように患者さんのために行動する人は本当に少ないです。
まとめ
今回は中規模病院の臨床検査技師のリアルな実態の続編を書きました。
今回の記事のおさらいをしましょう!
今回のおさらい
中にはちゃんと仕事をしている人もいます。
今一度、自分がしっかりと仕事をしているか考え直してみて下さい!
お疲れ鎖でした。