こんにちは、ナオキです!中規模病院で臨床検査技師として働いています。
会社などで働いていると、自分ばかり叱られていると「何んで、いつも自分ばかりなんだ」と思いますよね……
そんな方に向けて何故上司から叱られるのかについての記事を書きました。
こんな方におすすめ
- 何故、いつも自分ばかり叱られているのかと思っているt人
- 叱られている度に悲しかったり、ムカついたりしてしまう人
- 叱った上司に怨みを抱いてしまう人
私自身、臨床検査技師として働いていますが、新人の頃、メチャクチャ叱られました。
(今でも先輩から叱られていますが……)
そこで、私が叱られた経験の中で、どのような人が上手に叱っているのかを記事にまとめました。
今回の記事では上司があなたを叱る理由、叱ると怒るの違い、感情的になってしまう場合の対処方法についてご紹介します。
是非参考にしてみて下さい!
目次
1. 叱ってくれることはありがたい
何故、叱ってくれることがありがたいのか?
それは、社会人になると誰も自分に対して叱ってくれないからです。
高校生の頃までは教師や親が注意をしてくれたり、叱ってくれたりしましたが、社会人になると叱ってくれる人はいなくなります。
叱ってくれる人はあなたの事を考えて叱っています
ポイント
1.1 叱る = 将来を期待をしている
会社という組織に属したら、上司から叱られれる人と叱られない人に分けられます。
この叱られる違いは将来性があり、人として成長すると期待されているかどうかです。
会社の上司も馬鹿ではないので、将来性の無い人には叱るために無駄な労力を消費しようとは思いません。
叱っても、言動などが改善されない人や将来性が無い人には仕事を任せず、他の人に仕事をさせます。
1.2 会社の上司が叱ることは親が子どもを叱る理由と同じ
会社の上司が叱ることは親が子どもを叱る理由と少し似ており、人様に迷惑を掛けないようにするためでもあります。
会社の場合、人様は顧客や患者になりますが、迷惑を掛ける訳にはいきません。
小さい頃を思い出してみて頂きたいのですが、悪いことをしたら、親から叱られていたと思われます。
親が子供を叱る理由は人様に迷惑を掛けて、生活する上で困らないようにするためであり、立派な大人に成長してほしいという思いがあります。
この考えは会社に所属しても同じであり、会社の上司は親と同じ理由で読者の方を叱っているのです。
1.3 「バカ」など誹謗中傷しか言わない人は聞く耳をもたなくて良い
「バカ」や「使えない」などのような誹謗中傷しか言わない人も中にはいます。
このような人は超自己中心的な人なので、聞く耳を持つ必要はありません。
心の中で「あー、何か言ってるよ」などと思い、テキトーに聞き流していれば問題ありません。
誹謗中傷する上司しかいない会社であれば、そのような会社にいると精神がやれてしまうので、早めに辞めた方が良いです。
部下のことを考えてくれる人がいる会社に転職した方が良いです。
2. 叱ると怒るは別
叱ると怒るは全く別であることを理解して下さい。
以下に叱ると怒るの違いについてまとめました。
叱る
- 理性的
- 客観的
- 何がいけなかったのかを的確に指摘する
- 相手の将来を考えている
怒る
- 感情的
- 主観的
- 自分の不満を相手にぶつける
- 自分の事だけを考えている
2.1 叱る人は相手の事を意識している
叱ってくれる人は相手の事を常に意識して叱っています。
何がいけなかったのか、何でそうなったのかなどミスした内容を客観的に把握して、的確に指摘します。
その後、同じミスをしないようにするにはどうすべきかなどの改善策も併せて言ってくれたりします。
また、冷静に理性的に話すので、叱られていても納得がいき、素直に聴き入れられるかと思います。
2.2 怒る人は自分の事しか考えていない
怒る人はとにかく自分の事しか考えられない自己中心的な人です。
自分の不満や嫌な事など負の感情を相手にぶつけるので、怒っている人の主観だけで話します。
そのため、意識していなくても自然に自分のストレスのはけ口として話します。
人によっては遠回しな表現で言ってくるので、どこがいけなかったのかわからない場合があります。
3. 叱る際に自分の言い訳を聴いてくれる人は素晴らしい上司
自分の言い訳を聴いてくれる上司は、ミスや失敗したなどの背景をちゃんと考慮してくれるので、より的確にアドバイスをしてくれることがあります。
ミスをした背景を考慮しているので、ミスをしないようにするために根本的な解決方法を提案してくれます。
「ここはこうしないとダメ!」と言われても、「じゃあ、上司は私が何でミスをしたのかの原因を知っているの?」と思うかもしれません。
ただ単にミスした内容だけを叱る人は普通の人であり、あまり失敗を経験したことがない上司かもしれません。
しかし、言い訳を聴いてくれる上司は上司自身も過去に色々な経験をしているので、あなたに対して理解力ある素晴らしい上司であると言えます。
4. 叱られている間は感情的になっても良い! 時間が経過したら、叱られた内容を考え直す
叱られている時は感情的になっても問題ないのですが、相手が叱っている内容を聴いて、忘れないことが大事であると考えています。
感情的になっている間は冷静に物事を考える余裕が無いので、とりあえずは上司が話している内容を聴いて、覚えるようにして下さい。
時間が経過すると、冷静さを取り戻すので、まともな思考状態になります。
まともに思考できる時に、叱られた内容を思い出して、考える必要があります。
4.1 感情的になっていても叱られている内容を忘れないように意識する
感情的になっていても上司が叱られている内容を忘れないように意識するようにして下さい。
上司から叱らているとムカついたり、悲しかったりして感情的になってしまうかと思います。
しかし、自分の感情が優先してしまうことで、上司が指摘した内容を覚えていなかったり、理解できていなかったら意味がありません。
ポイント
叱る際は相手に考えさせるのではなく、直ぐ理解できたり、わかるように話す
そのため、上司が叱った内容を忘れないように意識する必要がある
感情的になった状態で耳を傾けるのは難しいかもしれませんが、部分的な内容でも構いませんので、上司からの言葉を忘れないようにして下さい。
4.2 感情的になっている状態で反論はしない方が良い
叱られている間は反論をせずに、上司からの言葉を素直に受け止めることをお勧めします。
感情的になっているとまともな思考ができないので、反論をしても客観性を欠いていることが多いです。
「自分の行動は正しかった」と反論しても、上司から「それはあなたの考えであって、あの場合はこうすべきだった」と言い返されてしまいます。
また、反論をすることでお互いヒートアップしてしまい、言い争いになり、自分の仕事ができなくなります。
注意
自分の行動が間違っていなかったと100%自信があり、客観的に話せられるのであれば、反論しても構いません。
しかし、主観的に発言してしまう場合が多く、逆に言い返されてしまいます。例え、上司が間違った内容を話していても、反論しないことをお勧めします
4.3 叱られた内容が本当に正論であるかを確かめる
叱られた内容を思い出して、上司が言っていた内容が正論であるかを考え直すことが大切です。
9割以上が正論を言ってくれるのですが、1割位は間違ってはいないけど、少し違うと思うことがあります。
正論であると思う部分においては反省をし、同じ失敗をしないようにするために学ぶ必要があります。
間違っていると思う部分においては「何か違うよな」程度に考えれば良いです。
5. 将来、自分が後輩を指導する際に間違った内容を指摘しないための戒めにする
やがてはあなたも先輩になり、後輩を指導する立場になります。
自分自身が叱られた経験を踏まえて、どのように言ったら、同じ失敗をせずに済むかを考えなければいけません。
ミスをしてしまった原因の背景を考慮せずに叱られた経験から、後輩を指導する際は必ず背景を聴くようにすることで後輩に嫌な思いをせずに済むかもしれません。
誤った指導をしないためにも上司から指導された内容を戒めとする必要があります。
まとめ
今回は上司から叱られる理由と叱られる際に意識すべき点について書きました。
今回の記事のおさらいをしておきましょう!
今回のおさらい
- 叱ってくれるのはありがたいこと
- 叱ると怒るは別物であり、誰の目線で話しているかが異なる
- ミスした言い訳を聴いてくれる人は素晴らしい上司
- 叱られている間は感情的になっても良いが、しっかりと話を聴く
- 将来、自分が後輩を指導する際に間違った指導をしないための戒めとする
叱ってくれる上司には付いて行くようにして下さい。
組織の中で上手くやって術や失敗しないための方法などを指導してくれているのです。
上司も馬鹿ではないので、将来性や成長しそうにない人には叱ったりしません。
このことをよく理解するようにして下さい!
お疲れさまでした!