検査技師

私が臨床検査技師になろうとした理由

2021年5月11日

今回は何故私が臨床検査技師になったのかの具体的な理由を書いていきます。

あまり参考にならないかもしれませんが、そんな理由で検査技師になったのと思って頂けたら幸いです。

今回の記事内容

  • 私が何故、臨床検査技師になろうとしたのか
  • 本格的に臨床検査技師を目指そうとした理由
  • どれ程、私がポンコツであるかがわかります

大学で検査技師の資格が取れることを知る

私は最初から臨床検査技師になろうと思っていたわけではなく、大学で検査技師の資格が取れるのがわかったので、『資格が取れるなら、資格を活かした仕事に就くか』と軽い気持ちで検査技師になりました。

大学で検査技師の資格を取得できるので、資格を活かさないのは勿体ないと考えていたので、検査技師になることを決めました。

しかも、検査技師になろうと決意したのは大学4年生になる前でした。

理由が不純な上に検査技師になろうと決意する時期も遅いポンコツな大学生でした。

大学入学後に臨床検査技師の資格が取得できることを知る

私は大学に入学するまで、自分の大学で検査技師の資格が取れることを知りませんでした。

入学後、同じ学科の人が検査技師に関する内容を盗み聞きして知りました。

しかし、学科全員が検査技師の講義を受けることができる訳ではなく、大学2年生の後期までの成績で成績上位者しか検査技師の講義を受講することができませんでした。

運良く、私は検査技師の講義を受講することがきでました。

正直、定期試験の点数はそこまで良い点数ではなかったので、ダメだったらダメで良いやと考えていました。

自分の性格的に検査技師が向いていると思っていた

大学1年生から自分が将来就きたい仕事に関する内容の講義も始まります。

その中の1つに、自分の性格からどのような仕事が向いているか知るための性格検査を受けました。

私は人とよく会話する営業よりも経理のように1人で黙々と作業する仕事が向いていることがわかりました。

その中で、臨床検査技師も含まれており、『やっぱり、自分には検査技師が向いているんだ』と思っていました。

この当時の私は純粋に信じ込んでしまう人間で、より一層検査技師になることを決意しました。

実際検査技師になってみると、1人で黙々と作業することもありますが、普通に看護師や医者、試薬を注文している業者と話すことがあります。

また、他の検査技師とも仕事の話をするので、1人で作業するよりかはチームとして行動することが多いかもしれません。

今思うと、性格検査で判定された結果は半分正しくて、半分違うような気がします。

性格的に適しているかを判定しているだけであって、その人自身がしたい仕事が異なる可能性もあります。

ましてや、検査技師など医療従事者は夜勤など体力がないとできない仕事です。

そのため、性格検査だけで自分の仕事を決めるのはあまり良くないです。

その人が実際にやっている仕事が適性検査と異なるかもしれないので、参考程度にするのが丁度良いと思います。

新卒で検査技師にならなければ意味がない

注意ポイント

これは私独自の考えが含まれますので、参考程度にして下さい。

検査技師の仕事未経験で中途入職は難しいと考えていました。

新卒の検査技師であれば、他の病院や検査センター、健診センターへ転職がし易いと考えていました。

逆に、未経験の状態で中途入職の検査技師は不利であると思いました。

そのため、私は新卒で検査技師になることを決めました。

現に、病院で中途入職者の募集要項には、『超音波検査経験者』や『3年以上の業務経験有』と書かれていることがあり、中途入職で検査技師になるのは難しいです。

検査センターは中途入職で検査技師になっても問題ないと思っていましたが、検査技師になるからには病院で勤務した方が良いと考えていました。

新卒で検査技師の仕事をしてみて、もし自分に合わなかったら、他の仕事でも探せばいいやと考えていました。

他の多くの仕事は未経験者でも中途入職で入ることができます。

寧ろ、新卒で検査技師として勤めた後、治験や他の医療関係の仕事に転職する際の強みだと思っています。

大学の同期は目的をもって行動していた

私の大学の同期では、治験に就職した人や大学院に進学した人もいました。

治験の就職で有利にするために検査技師の勉強をする人、色々な内容を学びたいが故に検査技師の勉強をするひとなど人それぞれ目的をもっていました。

ナオキ
治験は検査技師の勉強をしていると病気の症状に対してある程度の知識があるので、働いていても理解するのがはやかったりします

しかし、私は何の目的もなく不純な理由で検査技師になろうとしていました。

検査技師の勉強講義を受けていて、本当に検査技師になろうして大丈夫なのかと自問自答するようになりました。

自分よりも優秀な人が検査技師の講義を受けて、臨床検査技師になるべきなのではないのかと思いました。

こんな悩みで悩んでいても無駄と思ったので、とりあえず今は臨床検査技師の国家試験に合格することだけに集中することにしました。

ポイント

目的がないまま、物事に取り組むと何をしていても無駄。

自分が本当にやりたいこと、したいことなど目的をもって行動すると有意義な人生を送ることができる。

途中で目的が変わっても大丈夫です。

やり直しが利く範囲と年齢であれば、いくらでもやり直すことができます。

まとめ

私が臨床検査技師になろうとした理由は不純であり、目的をもって行動をしていた訳ではありません。

私が入学した大学でたまたま(?)検査技師の資格が取得できることを知り、『じゃ、取ってみるか』の感覚で講義や国家試験を受けました。

また、性格検査で自分には検査技師が向いていると信じ込んでいたので、検査技師になることを決意しました。

検査技師になるからには新卒で臨床検査技師にならなければ意味がなく、その後の将来のことを考えると新卒の検査技師しか考えられませんでした。

未経験の状態で中途入職の検査技師は雇ってもらえるところが少ないと思っていました。

今の私は2級臨床検査士の資格を取得するために日々精進しています。

  • この記事を書いた人

ナオキ

中規模病院の臨床検査技師から一般企業に転職。 転職期間10ヶ月、応募数は100社以上。 →転職で給料と休日数アップ。 検査技師から一般企業への転職で自信がない、内定が貰えない人向けに記事作成

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